料理について 「料理の四面体」、片栗粉はすごい!低温調理。


煮込み料理単純で、「料理の四面体」(玉村豊男)
風に言うと次のような材料に分解され、
それぞれ、味付けの香辛料、調味料、
ルーで、料理をします。
料理名  肉           野菜      
クスクス 鶏肉(又はラム肉、牛肉)ズッキーニ、人参、西洋ネギ、
             トマト、セロリ、インゲン、ひよこ豆
ポトフ  骨付き牛肉(髄あり)  ジャガイモ、人参、西洋ネギ、
                 セロリ
日式カレー鶏肉(又は豚肉、牛肉) ジャガイモ、人参、玉葱
ビーフシチュー 牛肉          ジャガイモ、人参、玉葱
クリームシチュー 鶏肉          ジャガイモ、人参、玉葱
肉じゃが 牛肉(又は豚肉)    ジャガイモ、人参、玉葱 
料理方法は、すべて、肉を塩・胡椒で
焼いて、焼き色をつけて(肉汁を閉じ
込めるコーティング)、
野菜は料理によって、炒めるか、
炒めないでそのまま煮込む、
というものです。
購入した精肉は、傷むのを避け、
その日の内に焼き、その日の料理で
使わない分は冷凍保存しておきます。
後で料理に使う場合は、時短料理に。
その上で、味付けは簡単に言うと、
基本は、日本式カレーはカレールー、
ビーフシチューはビーフシチュー
のルー、クリームシチューは
クリームシチューのルー(と書いて
しまうと、何だ、それ?となりますが)
肉じゃがは、醤油+酒+砂糖+味醂。
クスクスだけは、炒めたニンニク+
唐辛子+ブイヨンで煮込みます。
また、料理によって、いろいろな
香辛料(大蒜、生姜、クミン、ガラムマサラ、
ナツメグ、その他)を適当に加えます。
インド式カレーは、日本にいたころ、
さんざん作ましたが、こちらでは、
外食で美味しいのがいただけます
ので、家では作りません。
自己満足の世界になってしまいますが、
料理の加減は、自分の舌次第、
というか、自分の今までの食事体験に
よるのではないかと・・・
例えば、
クスクス料理
元々は北アフリカ、中東の料理です。
旧植民地のアルジェリア、保護領の
モロッコ、チュニジアなどでフランス
人が覚えた料理。
クスクス料理は、シチュー、タブレ
(サラダ)も含めるとフランス人の
第2の国民食と言ってもいいくらい。
因みに、第1はビフテキ+フライドポテト。
言い過ぎかもしれませんが、
フランス人はレストランで出される、
いわゆるおもてなしのフランス料理
(美しい盛り付け、手のかかった、
フランス料理)を、毎日食べている
わけではありません。
クスクス料理と言っているのは、
クスクスにかけるシチューのことです。
クスクス自体は世界最小のパスタ
(アワやヒエのような見た目で、
鶏の餌か?とてもパスタには
見えませんが、とにかく、小麦粉で
できています)で、
それを、蒸して作ります。
クスクスはCold Storageなどの
食品スーパーに売っています。
自己流ですが、簡単に作る場合、
電気炊飯器でカップ2杯のクスクス、
同量の水、塩小さじ1の分量で
炊きます。(4人前)
できあがったクスクスに
クスクスシチューをかけ、
赤ワイン(ビールはダメ!)を
飲むと、最高です。
クスクス料理は、パリの学食で
週1、2回は出され、食べていて
(最初は何?これ?と思って
いましたが、後はやみつき)、
社会人になってからも、何年も、
いろいろなレストランや友人の
家でご馳走になっていましたので、
こういう味なんだ、というのを舌が
覚えていて、自分で料理するときは、
なるだけ、それに近づけるように
作ります。 
簡単料理レシピ:肉に下味をつけて、
片栗粉をまぶして料理
薄切り肉・ぶつ切り肉には、
下味をつけるため、
酒・しょうゆ・(すりおろしショウガ・
すりおろしニンニク)などをもみこみ、
片栗粉をつけて(肉のうまみが逃げない
ようコーティングして)、
焼く、炒める→豚肉生姜焼き(+砂糖)、
肉野菜炒め
揚げる→鶏肉竜田揚げ、唐揚げなど。
片栗粉はすごい!下味をつけず、片栗粉をまぶさない
場合とくらべて、
味がグンと良くなります。 

簡単料理レシピ:鶏肉の低温調理
鶏ささみ肉:→棒棒鶏小型の鍋に水にショウガ、酒を入れ、
沸騰させる。
沸騰したお湯を火からおろす。
下処理したささみ肉をそのお湯に
6分間入れ、その後、肉はお湯から
引きあげる。
(熱が入りすぎないように)
氷水で冷やし、水気をペーパータオル
で拭って、冷蔵庫に。
パサパサしません、
しっとりと仕上がります。
翌日までに食べる。
お酒の肴に最高!
食べない分は冷凍保存、
他の料理に使う。
鶏もも肉:→茹で鶏塩を擦り込んだもも肉を、ネギ、ショウガ、
酒大匙1、しょうゆ大匙1を入れた水
(小型の鍋)から茹でる。
沸騰したら、火からおろし、6分。
密封パックに肉が漬かるくらいの
茹で汁と一緒に肉を入れ、冷蔵庫に。
パサパサしません、
しっとりと仕上がります。
翌日までに食べる。
お酒の肴に最高!
食べない分は冷凍保存、他の料理に使う。

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